昨晩10日間のメキシコ旅行より帰国。とても面白い旅だったのですぐにでも旅行記を書き始めたいところだけれど、今日は休日出勤、明日からロンドン出張。出張日程を終えてからゆっくりと書き綴っていきたいと思う。
ただ記憶が鮮明な内に、雑感は書き残しておきたい。以下がメキシコについて、自分自身について、特に今回印象に残ったこと。
メキシコについて
・格差
中南米各国は一般的にそうであると聞いていたけれど、貧富の格差が激しく、物乞いがそこかしこにいる。極端な低所得層はどうやら先住民に限られているらしく、浮浪者、道端の物売り等は基本的には皆混血が進んでいないインディオだった。
・言語
英語がほぼ全く通じない。道路標識、看板等も基本的にスペイン語のみ。仕方がないので、スペイン語の簡単な挨拶、数の数え方だけは覚えてしまった。これ程英語が通じなかった国は、記憶している限り、韓国のみ。
・治安
治安は決して悪くない。ガイドブック「地球の歩き方」等を読む限りなかなか怖い事件もあったようなので、相当構えて臨んだけれども、全く問題なかった。大都会メキシコシティでも夜中0時前後に市内中心部を歩いても恐怖の予感すらない。メキシコ第2の都市グアダラハラにおいては、市内中心部の広場(ソカロ)で子供たちが22時を過ぎてもはしゃぎ回っている。東京より安全なのではと思ったくらいだ。
・国民性
メキシコ人は、第一に基本的に皆陽気。どの都市にいっても街の中心部には夜になると人が集まり、歌い踊っている。人生楽しそうで、とても羨ましい。第二にフレンドリー。良い意味で擦れていない人が多いようで、スペイン語が全く話せない観光客の僕にも、困っていたら皆進んで声を掛けて力になってくれた。スペイン語を操れたらもっと楽しかったんだろうなあ。
・日本人旅行者
メキシコシティではいわゆる「日本人宿(日本人旅行者のみを対象とした宿泊場所、多くはゲストハウス)」に宿泊し、多くの日本人旅行者に出会ったけれど、学歴の高い人が多くて意外だった。ヨーロッパやアジアを旅した際にはフリーターと出会うことが多かったけれど、今回は社会人も学生も六大学以上の出身者、在籍者が多く、驚いた。
自分自身について
・バックパッカー
学生時代はいわゆる「バックパッカー」を地でいっていたけれど、もはや自分をここにカテゴライズすることはできないと思った。僕は、「最安値を追求すること」、「時間的制約が大きくないこと」、「バックパックを背負っていること」、これら3点をバックパッカーの要件だと認識しているけれど、もはやどうやら3点目しか満たしていない。特に1点目については、今回は往復JALのビジネスクラスで飛んでいるし、ユースホステルやゲストハウスのドミトリーには1泊もしていないし、全くもって該当しない。
・仕事
プライベート旅行ではあったものの、基本的にいつ何時でも社用に対応することができるように、メキシコ専用の携帯電話をレンタルして持ち歩き、結局会社、クライアント共に複数回連絡をとることになった。旅行中何度も仕事のことが頭を過ぎったし、仕事のことをきれいさっぱり忘れることができない自分が、少し悲しかった。
・スタイル
ひたすら移動、ひらすら観光が僕の旅のスタイルのモットーだったはずなのに、今回は丘の上でぼんやりとしてみたり、カフェで本を読んだりする時間がとても心地よかった。僕の中で、ゆっくりと過ごす時間の価値が高まっていることをはっきりと認識した。
何はともあれ、旅の楽しかった思い出を糧にしつつ、今日からまた頑張ろう。とりあえずはビジネス仕様に戻るために、散髪に行かなくては!
Hmmm, it seems you've been staying in Mexico as during my stay in Bangkok & Athens..
As above-mentioned, it's quite same to me that I'm not surely "backpacker traveller, either"..Additionally, I'm having my mobile provided from company which can receive all phone calls & mails from Japan (T_T)...
Have a nice trip to U.K. & kindly say hi to MC2001 members, for I cannot join the trip with them.
regards,
投稿情報: buchi-tk | 2006-09-18 05:37
バンコクとアテネ?すごい組み合わせだな・・・。
お互いバックパッカーは卒業やわな。
投稿情報: Shibuya | 2006-09-24 17:18